需給調整市場とは
需給調整市場の概要
一般送配電事業者が電力供給区域の周波数制御、需給バランス調整を行うために必要な調整力を調達するにあたり、多くの電源等への参加機会の公平性確保、調達コストの透明性・適切性の確保、調整力の効率的な確保の観点から、2021年4月1日に、「需給調整市場」が創設されました。
需給調整市場の商品としては、2021年度に三次調整力②、2022年度に三次調整力①を導入してまいりました。2024年度からは一次調整力・二次調整力①・二次調整力②を導入し、全ての商品区分で市場取引を開始しました。
※ 沖縄電力株式会社の供給区域を除く。
※ 全ての商品において、火力、揚水、蓄電池、自家発、DR等のリソースが市場の要件を満たせば参加可能。
需給調整市場にご興味・ご関心をお持ちの方は、まずは「需給調整市場かいせつ資料」をご覧ください。
- (参考)需給調整市場かいせつ資料[2.5 MB] ※2025/3/14掲載
- (参考)需給調整市場の概要・商品要件(第4版)[1.1 MB] ※2024/4/1更新
- (参考)需給調整市場における契約体系(第4版)[530.4 KB] ※2024/4/1更新
- (参考)事前準備が必要な内容(第9版)[1.1 MB] ※2025/3/14更新
- (参考)需給調整市場で調達された調整力の運用について(第3版)[365.1 KB] ※2024/4/1更新
商品説明
三次調整力②(2021年4月~)
FIT特例制度①およびFIT特例制度③を利用している再生可能エネルギーの予測誤差に対応する調整力。
応動時間は60分以内、継続時間は商品ブロック時間(30分間)。
※2025年3月14日更新
三次調整力①(2022年4月~)
ゲートクローズ以降に生じる需要予測誤差および再生可能エネルギーの出力予測誤差や、電源が予期せぬトラブル等で停止する電源脱落により生じた需要と供給の差について対応する調整力。
応動時間は15分以内、継続時間は商品ブロック時間(3時間)。
二次調整力②(2024年4月~)
ゲートクローズ以降に生じる予測誤差(長周期成分)に対応する調整力。
応動時間は5分以内、継続時間は30分以上。
二次調整力①(2024年4月~)
時間内変動(短周期成分)および電源脱落等に対応する調整力。
応動時間は5分以内、継続時間は30分以上。
一次調整力(2024年4月~)
時間内変動(極短周期成分)および電源脱落等に対応する調整力
応動時間は10秒以内、継続時間は5分以上。
需給調整市場システム
需給調整市場システムについては、下記の資料をご参照ください。
- (参考)需給調整市場システムの利用について(第3版)[642.3 KB] ※2024/4/1更新
お問い合わせ
需給調整市場に関するお問い合わせはこちらからお願いいたします。